決心 [つぶやき]

ヘルプの彼女が来てくれて、今夜の夕飯をお願いした。
野菜の買い出しに行ってないから、申し訳なかった。
が、さすが料理好き!きちんと美味しそうな2品を作ってくれた。

それから、今日はせき込んでいる彼女。

わたしも不調だったけど、テーブルに着くと話し始めた。

1時間以上もオーバーしてしまった。

「わたしはここに来ると1つ利口になるわ」
といいながら、帰って行った。

私と話を始めてから少し経つと、咳は止まっていた。

彼女も話したいと言うか、私に尋ねてみたかったのだろう。
彼女の中の疑問が解決したら、咳が止まった。

私も彼女と話しながら、
「やっぱり母のことをブログに書きすすめよう」
と、力を貰った。

暗くならないように、ちょっと明るい小説を読んで英気を養いながら、
書きすすめよう。

母もそうしてほしいと思っているような気がしてきた。

家族の中で傷つきあっている今の日本人。
それでは、職場やご近所、他人とはもっと人間関係をうまく築けなくても当然だと思う。

幼いころの心の傷、というより衝撃、無意識に持つようになる考え方の癖が
大人になった自分を縛りつけていることを
母の小説で書いていければいいと思う。

そして、やっぱり思う。

わたしは母を助けられなかったと。
だからこそ、私は生きている間に、母の記録、父の戦争の記録を残したい。

そしてそこから学んで親となった自分の考え、見方を広めよう。

壁をよじ登るようにして生きてきた私が見つけたものは
きっとこれからの日本に大切なことだと、揺るぎなく思った。

彼女は私がよき人生相談者だと思ってくれている。ありがたい。

だけど、私にとってヘルプの彼女は天使だ。

彼女の疑問や不満に答えるたびに、私のしまっておいた本棚が開かれ
そこから回答が彼女に伝えられる。

聴いてくれる人などいない。
真に良くなろう、世の中を良くしようなんて人は私の周りにはいない。

そう想って閉ざしていた本棚を彼女が明けてくれる。

「この先、どうなっていくんだろう?」
私の先を思い描く彼女に

「私は本を出版して、印税生活するのよ。」
と言って笑った。
でも、


本気だ。
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